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古いゴルフクラブには、さまざまなフェース形状のクラブがあった。例えばフェース面が《熊手》のようになっているアイアン。それはおそらく小川や池に落ちたボールを打つときに使われたのだろうと思われる。確かに、古い文献によれば、24本、あるいはそれ以上のクラブでゲームが行われた時代があったと書かれている。だから当時は「あるがままに打つ」という根本ルールに従うと、さまざまな状況に応じて対応できるクラブの種類が必要とされていたのだろう。R&A(ロイヤル・アンド・エインシェント)とUSGA(全米ゴルフ協会)が「それではアンフェアである」として、クラブは14本以内と決めたのである。一般的に14本の組み合わせは、ウッド4本、そしてアイアンは2番から9番アイアン、そしてウェッジにパター。
けれども、最近は少し変わってきた。プロをマネした組み合わせだが、ウェッジを3本入れることによって、ロングアイアンか、フェアウエイウッドを1本減らしている。そしてピッチングウェッジ、サンドウェッジの中間に、アプローチウェッジ(あるいはピッチングサンド)という番手を増やしている。これは、100ヤード以内でコントロール・ショットをしたくないために作られたものである。
けれども、ゴルファーの欲は限りなく、1度に14本しか使えないにもかかわらず、家にはその倍以上のクラブを持って、どれが飛ぶか、正確かと悩む人が多い。
イギリスのあるコースでは、丘の上に小さな鐘があって、先行組が打ち終わると、その鐘を鳴らして、丘の下で待っている後続組に打ってもよろしいと合図する。また丘のてっぺんに大きな石が置いてありプレーヤーがこの石の方向に打つと、うまくグリーンにのるコースもある。
これが用語の定義である。通常、日本では白杭を指して、その境界線としている。アマチュアが、いちばん気になるのが、その白杭である。「ゴルフ規則」では、略してアウトバウンズといい、通例ではOB(オービー)といっている。球がOBに飛んだときは1打罰加えて前位置から打ち直すことになっている。アマチュアにとっては、キャディさんの「OBで〜す」という言葉が、胸にグサリと突き刺さる。
ホールの目印だが、旗でなく籐で編んだバスケットを頭につけたところもある。

