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土佐カントリークラブ(6364ヤード・パー72)
参加人数53人
天候◎曇りのち雨
気温◎17・0℃
風向◎南南東
風速◎7m/s
観衆◎3682人
これが世界レベルの実力だ!
ヨコハマタイヤPRGRレディスの最終日、首位に1打差の通算5アンダー・2位でスタートした「スマイル・エンジェル」こと申智愛は、最終ホールで横峯さくらと並んで首位フィニッシュ。大会初代女王をかけた戦いはプレーオフへともつれ込んだ。
本戦ではスタートホールでバーディーを奪った後、パープレーを続けていた申だった。勝負どころのサンデーバックナインに入って、風は強まり、雨が降り出した。申と横峯がともに通算6アンダーに並んで迎えた16番ホール、315ヤードのパー4。大会3日間、安定したショットを打っていた申が突然乱れた。右ドッグレッグのホールで、海からの右風が強く吹き付けていた。ドローボールが持ち球の申のドライバーショットは強風に流され、左OBゾーンに消えていった。天使が悪魔のワナにはまってしまった。それでも笑顔は絶やさない申。
「グリップが滑ってしまいました。プロ転向して初めてのOB。5年ぶりです。あと2ホールで取り戻そうと思いました」と申は振り返る。残り2ホールで2打差を追う苦しい試合展開となったが、最終ホールで横峯が3オン3パットのダブルボギーを叩き、プレーオフとなった。
その4ホール目。下り9メートルのバーディーパットを申が沈め、日本女子ツアー初参戦初優勝の快挙を達成した。
「(ウイニングパットは)ラインが読めたというよりもスムーズにストロークができ、ヘッドが気持ちよく振り抜けました。次は(米女子ツアーの)ナビスコ選手権に出場しますが、まずは10位以内を目標に頑張りたいです」。
「幸福な戦い。」を制し、中国女子オープンに続く今季2勝目をマークした申は、ニックネームどおり「スマイル・エンジェル」をギャラリーに振り撒くとともに、世界ランク7位の実力を日本中に見せ付けたのだった。

恒川智会
菊地絵理香
また、決勝ラウンドに進出した恒川智会は45位タイ、菊地絵理香は53位でフィニッシュ。次の大会での活躍が期待される。


