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ONE POINT LESSON 内藤雄士の「これだけ」One Point

STEP 1 両肩の可動範囲を広げ、ボディスイングのチェックを!
肩の可動範囲を意識したことがありますか?
日ごろデスクワークをしていると、背中が丸まって、しかもパソコンを操作することが多いと、両肩や背筋が凝り固まってしまい、肩の可動域が狭まります。
ゴルフスイングでは、この両方の可動範囲が大きければ大きいほど、スイングプレーンも大きくなり、慣性モーメントの大きなクラブを、最大限に生かしたスイングができます。
よく、ツアープロが筋力トレーニングをしていますが、それには大前提があります。まず身体の柔軟性。特に、両肩の柔軟性を重視して、柔軟性、バネのもととなるインナーマッスルを鍛える、育てることを第一にし、その後にアウターマッスル、筋力を高めていきます。
特に、シーズンオフでは、体の柔軟性も欠き、そこでいきなりフルスイングはむしろ危険です。
さて、スイング練習する上で欠かせない準備運動ですが、特に、両肩・肩甲骨の柔軟性によく、なおかつスイング中の身体の動きを養う方法が、右側の画像です。
クラブを左右の手で握って、最初は、肩幅よりもかなり広く間隔を空けます。そして、両肩の真上に両手を上げる要領で、クラブを持ち上げます。そのまま、ゆっくりと両肩に触れるぐらい近づけます。これをゆっくり10回ほど繰り返し、両肩に当てた状態で、ゆっくりと身体でスイングする動きを繰り返します。バックスイングからトップに行ったときに、動きをいったん止めて、下半身を確認します。右脚股関節に体重が乗っていることを確かめて、そこからダウンスイング、フォロー、フィニッシュへと身体を回転させていきます。
STEP 2 さらに柔軟性を養い可動範囲を広くする?
さて、今度は、少しきつい動きになります。
両肩の可動範囲を広げることは、両肩の筋肉の柔軟性、凝りを和らげることでもあります。そこで、クラブのシャフトを握っている左右の手を、狭めてみて下さい。最初は、肩幅よりも広く、両肩に十分シャフトがあたるような動きをしました。今度は、両肩とほぼ同じ間隔で握って、ゆっくりと上に持ち上げ、そして、ゆっくりと降ろして下さい。
そのとき、シャフトが難なく両肩につく人は、柔軟性のある人です。そういう人は、両肩の幅と同じか、それ以下の幅で、試してみてください。これは個人差がありますから、無理しないように、そしてなるべく限界に近い、苦しさが少し伴うというところから、初めて下さい。
この状態で、再び、ボディスイングをします。
この態勢で体を回していくと、いちばん辛いのがフィニッシュだと思います。右上の動画を見て下さい。フィニッシュで左脚股関節に体重がしっかりと乗って、しかも左腰は綺麗にターンできています。そして背筋・両肩が綺麗に伸びてターンできているのがわかると思います。この動きは、下半身だけではできません。両肩・背筋が一緒についてこれて初めてできるものです。
STEP 3 クラブと上半身の一体感を養う練習
右側の写真を見て下さい。クラブを持たずに、トップまでの動きを示したものですが、右手の高さ、右肩の可動域が大きく感じられませんか? 
さて、ここでは、両肩の可動範囲、柔軟性が高まったところで、トップ時の下半身の意識を説明します。
トップ時で、体重は右脚股関節の上に乗っています。そして重要なのは、右ひざがスエーしていないで、上半身を支える意識です。そのとき、いちばん筋肉にプレッシャーがかかっている部分は、大腿四頭筋と右脚太ももの内転筋群です。つまり太もも全体にかかります。そこで右ひざを流さないように踏ん張るわけです。
写真左のように右ひざの膝頭の部分が、右側に流れないで上半身を支える。そのときに、ちょうど右股関節に体重が乗っている意識。右腰を回すという意識よりも右太ももの付け根に上半身が乗っていくイメージです。
内藤雄士
プロフィール 1969年 9月18日生まれ  東京都出身  日本大学ゴルフ部出身
ラーニングゴルフクラブ代表取締役
アメリカにゴルフ留学しサンティエゴゴルフアカデミーやUCSD(University of California in San Diego)、デーブペルツショートゲームスクールなどで最新ゴルフ理論を学ぶ。帰国後、ハイランドセンター内にラーニングゴルフクラブ (LGC)を設立。レッスン活動を始める。1998年、ツアープロコーチとして活動を始める。日本にツアープロコーチという概念を持ち込んだパイオニア的存在。2001年には、日本人初のUSPGAツアープロコーチとしてマスターズ、全米オープン、全米プロのメジャー大会に参加した。現在は矢野東プロ等十数人のプロコーチを務める。
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