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ONE POINT LESSON 内藤雄士の「これだけ」One Point

STEP 1 インパクトゾーンの幅を広げて、ビジネスゾーンをイメージ!
米ツアー選手たちが、よく使う「ビジネスゾーン」という言葉を知っていますか?それはちょうどインパクトゾーンと言われるボールを中心とした左右50センチをさらに広げて、バックスイングで地面とシャフトが平行になるあたりから、フォローでも地面と平行になる半円形のゾーンだと思って下さい。それを何故、ビジネスゾーンになるかというと、スイングでこのゾーンの身体の動き、両腕とのコーディネート、そしてクラブの動きが一体化して、スイングプレーンに乗り、澱みのない動きができたとき、高額賞金を稼げる、つまりビジネスできる、という領域だからなのです。

このビジネスゾーンが、まずしっかりとできているか。それができてようやく通常のスイングが生まれてくるわけです。
アドレス姿勢で重心は、両足の真ん中よりもやや右サイド。そしてバックスイングをしてハーフバックスイングのトップ位置までくると、右足の拇指球に移ります。それ以上右に出ないようにして下さい。バランスが崩れることや、無理矢理右膝を崩して態勢を悪くしないようにして下さい。さらにインパクト、フォローでは、ちょうど左足拇指球に重心がきます。それ以上、左サイドの外側に逸脱しないようにして下さい。それがバランスよく腰を切るということです。
常に両肩・両腕・グリップで生まれる三角形が崩れていません。といっても硬直しているわけではありません。グリップが常に身体の正面にあるイメージで、柔らかくヘッドの重みを感じてスイングします。むしろここでは、すべてがシンクロして動いているかを確認することです。
STEP 2 フォローで、両肩・両腕・グリップはアドレス時と酷似
インパクトから、フォロー(ちょうどシャフトが地面と平行になる位置)での体と両手・腕の構えをよく見てください。上半身、胸はほぼ目標に向かっています。そしてその胸の中心、オヘソのあたりに両方のグリップが収まっています。

さらに手は、それぞれの手のひらが地面に対して垂直になり、向かい合わさるようになっています。スクエアグリップでは、左右の手のひらは、やや斜めになるはずです。ここがまず大きな違いです。そして、上半身をさらに回しながら、両手・腕をそのまま左肩に向かって収めていきます。

そのときに左肘は、絞り込む動作はありません。むしろ左腕のローリングをしないで、そのまま左肘を抜いていくわけです。すると左手のひらは、目標に向かって正対するようになり、当然、左手首も折れていきます。実際には、そこに右手のひらが合わさるわけです。すると右手のひらの動きは、下手投げでボールを投げ終わる動作と同じになるはずです。練習場で、拇指球を中心に重心を感じるスイングを試してみてください。
STEP 3 右足拇指球と右股関節で支えるトップ位置
古くから「左腕リード」という言葉が日本のゴルフレッスンで強調されていました。かつての慣性モーメントの小さいパーシモンヘッドのクラブでは、右手・腕のパワーを殺して打つという表現もありました。いずれにしても、いまでは左腕リードという言葉よりも、むしろ右手・右腕をフルに発揮しろ、という理論になっています。理由は簡単です。パワーのある右腕を100パーセント活用できるクラブ機能になったからです。ゴルフクラブの開発が、スイングロボットとコンピュータになったことが、それに拍車をかけました。

そのことによって、インパクト時までの重心移動のタイミングも大きく変化したわけです。慣性モーメントと振るパワーによってより強い遠心力が出てしまうヘッドをどうスイング軸で支えていくかということが、重心移動右手・腕の振りのタイミングと多いに関連します。

もっと体重を左足にかけて、左足外側でめいっぱい支えないといけない、プロのインパクトの写真ではそう写っていると……。それは結果です。つまりヘッドのもの凄い慣性モーメントで加速力がつくから結果的にそうなるわけで、意識では、もっとコンパクトな動きなのです。
下半身の動き、重心移動の感覚をリズミカルに覚える。
上半身だけでクラブ。
内藤雄士
プロフィール 1969年 9月18日生まれ  東京都出身  日本大学ゴルフ部出身
ラーニングゴルフクラブ代表取締役
アメリカにゴルフ留学しサンティエゴゴルフアカデミーやUCSD(University of California in San Diego)、デーブペルツショートゲームスクールなどで最新ゴルフ理論を学ぶ。帰国後、ハイランドセンター内にラーニングゴルフクラブ (LGC)を設立。レッスン活動を始める。1998年、ツアープロコーチとして活動を始める。日本にツアープロコーチという概念を持ち込んだパイオニア的存在。2001年には、日本人初のUSPGAツアープロコーチとしてマスターズ、全米オープン、全米プロのメジャー大会に参加した。現在は矢野東プロ等十数人のプロコーチを務める。
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