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お馴染みの編集部員試打レポート。
高橋完プロをゲストに迎えてニュークラブでのラウンドを実施した。
TRドライバーのレポートからお届けする。

高橋プロが手にしたTRドライバーのスペックは、ロフト8.5度のM-46。やや高めの強弾道のショットを次々と繰り出し、何度となくうなずく。落下地点が狭く、しかも左サイドが切り込んでいるパー5ホールでのことだった。
高橋
このホールロケーションでは、通常ならドライバーではなく3Wか3Iで安全に打っていきたい。でも、このドライバーなら、一番狭くなっているところを狙い打ちできそう。やってみます。
ここでは、やや低めの弾道で宣言どおりにフェアウェイの一番狭くなっているエリアをとらえた。(このあとzoom Xの#4で2オン、イーグルを奪うことになるのだが、その話 は次の機会にレポートしてもらう)
ここで三田村からの質問が飛ぶ。

三田村
ずいぶんと気持ちよさそうに打っていますけど、早々とこのドライバーの特長をつかんだということですか?
高橋
ええ、実に振りやすいし、打ちやすい。ここまでのショットをご覧になっていただけば、それを僕が実感していることがおわかりだと思います。
三田村
具体的には、どういうことなんでしょう?
高橋
さっき、落下地点の狭いパー5ホールで敢えてドライバーを使ったでしょ。強い弾道で、曲がるという不安がない。だから、狙い打ちしていけるんです。これならツアープロも積極的に攻撃ゴルフを組み立てていけますよね。
三田村
狙い打ちですか。いわゆるライン出しが楽にできるということですか?
高橋
そのとおりです。クラウンにカーボン(CFRP)を採用、ソール最下部には高比重のジルコニウムを溶接してあると聞きました。どちらも低重心化を図るための構造なのでしょうが、その効果が弾道に現れています。吹け上がらずに、余分なサイドスピンもかからない。重心深度も浅めに設定されていて、表現は悪いかもしれませんが、クラブが余計なことをしない。
三田村
それって、プロや上級者にとっては、かなり大切なポイントなんでしょう?
高橋
ええ。いわゆるやさしさを追求したドライバーは、ゴルファーの技術不足をカバーするべく、クラブにいろいろな機能を織り込みますよね。そうしたクラブを高いレベルの技術を持ったゴルファーが使うと、微妙な動きを必要としたときなど、ある機能が突出して働き、大袈裟な動きとなってしまいがちです。だから、上級者にとって多機能クラブは、ちょっと余計なお世話(笑)という、操作を邪魔するところがあります。

三田村
その点、このTRドライバーは、ゴルファーの意志が素直に伝わるということですか?
高橋
上級者が求める機能だけを厳選して、その部分だけを高いレベルでクラブに織り込んである。そんな感じです。ところで、三田村さんも、かなり飛ばしていたじゃありませんか。
三田村
実は僕には難しいクラブなのかと思っていたのですが、意外にも打ちやすかったし、僕にしては強い弾道のショットを打ち出してくれたので驚きました。これって、僕の腕前が上がったということなんでしょうか(笑)?
高橋
確かにスイングがまとまり、反復性も高くなっていますね。クセのない素直なスイングです。だから、突出した機能のあるクラブは使いにくいというタイプのゴルファーになったといえるでしょうね。

三田村
面白いことがありました。このドライバーはスイングタイプ別シャフトが採用されていますよね。打ち比べてみたんです。一番気持ちよく振れて、結果もよかったのがHIGHタイプでした。打ちにくさをかんじたタイプより25ヤードも飛んでいました。
高橋
そうでしたね。僕が歩測しましたから間違いありません。実は、僕も標準装着モデルのMIDタイプ、リストターン対応のLOWタイプ、ボディターン対応のHIGHタイプと打ってみました。僕はMIDタイプがよかったですね。
三田村
どのタイプのシャフトを選ぶかで、明らかにショットに違いがでますよね。それぞれのタイプをメーカー3社との共同開発で、スイングタイプに最適なものにしたとのことです。このドライバーは、特にタイプ別選択が大切だし、適正シャフト装着モデルだと、明らかに最大効果が発揮されますよね。
高橋
はい。グリップスピードとの関係を大きなポイントとして挙げておきたいですね。
次回は、編集部員のレポートをお届けする。(つづく)



