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気持ちよく振り抜ける。気持ちよくボールが上がる。気持ちよく飛ぶ。
PRGRの最新ユーティリティクラブ「zoom X」の試打レポート第2弾。
今回は部員Aが担当する。

3Iでのショットが思うような弾道にならない。そう感じ始めたのは何年前だったろう。芯でとらえてもイメージする高さが出ずにライナー性のショットになってしまう。キャリーが足りずにランが多くなる。これでは、使えない。そこで7Wやらユーティリティクラブを試しはじめた。当初は、7Wに落ち着いていたのだが、そのうち長さに体が反応するようになった。体が硬くなり、筋肉も落ちて前傾姿勢をキープするのが苦しくなってきたようだ。そこで再びユーティリティクラブを使ってみると、以前よりずっとやさしく打てるようになっていることに気づいた。
そんなわけで、zoom 320CXの#3がバッグに入り、さらに4Iの代わりに同#4が加わって、私のセッティングにユーティリティクラブは欠かせない必須アイテムになっていた。

zoom320CXでなによりも気持ちよく感じていたのは、7Wほどショットが舞い上がらずに、かつてロングアイアンを十分に打ちこなせていたときと同じ弾道が蘇ったことだった。
ただ、ひとつ気になることがあった。ボールのつかまりはよいのだが、ときどきつかまりすぎて左に飛んでしまうところであった。巻き込まないように気をつけて打っているうちにフックボールになってしまった。それが、このところの不安点にもなっていた。
さて、zoomXは、どんなユーティリティクラブなのだろう。最初に手にしたのはパー3ホールだった。187ヤード。高橋完プロは#5(ロフト25度)で打ってグリーンをオーバーさせていた。私は#4(ロフト22度)で打ってみた。ライのよい場所を選んでティーアップせずに打つ。ちょっと砲台気味になっているグリーンは左に傾斜していた。狙いはピンの右サイド。落下してからピンに向かって転がり寄っていく。そんなことをイメージしながらのショットだった。

イメージどおりのラインに飛び出していった。途中で高橋プロの口から「これはホールインワンまでありそう」なんてセリフがもれた。結果は、右エッジに勢いを殺され、止まってしまったが、大満足の1打であった。
その後は、フェアウェイやラフから試してみた。ときにダウンブローに、ときには払うように。ライに応じての打ち方をしてみたのだが、どう打っても気持ちよく振り抜ける。伸びやかな弾道が打ち出せる。

引っかからない!
つかまるけど、つかまりすぎる心配はない!
320CXで感じ始めていた不安が、このクラブではきれいに解消されていた。「zoom 220i」よりつかまえやすく、「320CX」よりもつかまりすぎない。それが、「zoom X」を試打した私の印象だった。これが、自分の新しいユーティリティクラブになる。そんなことを確信しながらプレーを終えたものだった。
次回は編集部員Bと部員Cのレポートをお届けする。(つづく)



