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気持ちよく振り抜ける。気持ちよくボールが上がる。気持ちよく飛ぶ。
最新ユーティリティクラブ銀弾こと「zoom X」の試打レポート第3弾。
今回は部員B、Cが担当する。

弾道の高さには自信があります。4Iでも3Iでも高い弾道のショットになります。だから、これまで、あまりユーティリティクラブの必要性を感じることなくプレーしてきました。
今回の試打ラウンドで、これまでちょっと気になっていたことを高橋プロと部員Aにはっきりと指摘されてしまいました。それは、こういうことなのです。
「それ、3番アイアン? まるで9番アイアンで打っているような高さのショットだね。で、飛距離は6番アイアンとあまり変わらないんじゃないの?」
これ、部員Aからの指摘です。高橋プロは、技術的な面での解説つきでした。
「B部員は、パワーもあるし、ヘッドスピードも速いから、ロングアイアンでも十分に打ちこなせるだけのポテンシャルはある。でも、インパクトでフェースが開いているね。だから、必要以上に高く上がるし、スピンも多すぎて飛距離をロスしている。もっと前に進む力をボールに与えてやらないと、せっかくのポテンシャルが生きてこないと思うよ」
ロングアイアンでも高さは出るけど、飛距離は伸びない。そうなのです。これは、自分でも気づいていて、密かな悩みでもありました。でも、ロングアイアンだって問題なしに打てるんだって、見栄を張りたいじゃないですか。だから、悩みなんか抱えていないフリをして3I、4Iをバッグに入れていたのです。

さて、そんな僕が、zoom Xを使うとー。部員Aが驚きの声をあげました。
「それだよ、それ。6番アイアンの高さで、3番アイアンの距離が出ているじゃないか!」
ロフト22度のX4でのショットでした。不思議なことに、インパクトでフェースが開かずに、気持ちよくボールがつかまってくれた感じがしました。200ヤードにほんのわずか届かず。これまでの僕なら、届かないのはわかっていながら3Iを手にしてミスショットしたフリをしていたところです。zoom Xでは、そんなややこしいことをする必要がありません。明らかに前に進む力がロングアイアンのショットとは違っていました。X5(ロフト25度)、X3(ロフト19度)それぞれ高さに違いはありましたが、確実に番手に応じた飛距離を打ち出してくれる。5Iまでは、番手毎の飛距離差を出せても、4I、3Iでは、それができないでいた僕にとって、zoom Xを加えることで、ようやく正しいクラブセッティング ができたように思いました。僕もユーティリティクラブのお世話になります。

これ、高橋プロから言われたことです。B先輩はインパクトでフェースが開くクセがあり、僕は逆にシャットになるクセがある、というのです。だから、弾道も正反対でB先輩は高いスライス系のショットで、僕は低いフック系のショットになります。
アイアンも、どうにか打てるのは5Iまで。それも、低いライナーで落下してからどんどん転がります。うまく花道にいけばグリーンに乗ることもありますが、バンカー越えとか池越えといった状況では、まったく通用しません。
でも、zoom Xを使ったら、うまくいきました!
と、そんなレポートを夢見ていましたが、やっぱりライナーのような弾道になって、グリーンに直接落としたのでは止まってくれません。うーん、どうしよう。また、役に立たないレポートになってしまう…。
高橋プロが救いの手を差し伸べてくれました。「ちょっとフェースを開いて構えてからグリップして。それでスライスを打つつもりでスウィングするといいかもしれない」

スライスということはカット打ち?
やってみました。左にまっすぐ、強いライナーのショットになりました。
「どうしてもインパクトでフェースをかぶせたいんだね。じゃあ、右手を思いっきりかぶせて握ってみて」
高橋プロの二つ目のアドバイスです。
これが、夢のようなショットを生み出してくれました。気持ちよくボールが上がってくれたのです。
「正しくボールをヒットできれば、そういう弾道が生まれる。このクラブは、そのように設計されているはずだよ」
すみません、この1発だけでした。あとは、またライナーに戻ってしまいました。でも、あの手応え、あの弾道、まぐれ当たりで終わらせたくはありません。1発でも打てたということは、練習すれば、そこにたどり着ける。希望がわいてきました。頑張るぞ。悪いクセを修正してzoom Xで夢の高弾道をモノにします。


