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「TRスピン」「TRディスタンス」「プレミアム レッド」「ディスタンス スペック」−PRGRのボールは4機種。それぞれの性能、特性とゴルファーとの相性は? コースで打ち比べた高橋完プロと三田村昌鳳さんの試打ラウンド・レポート。

今回の試打ラウンドで、三田村さんが最も戸惑っていたのが4機種のボール打ち比べであった。
「正直に言って、自分ではボールの良し悪しはわからない。だから、どのボールが僕に合っているのかも、よくわからない。飛距離性能やスピン性能、インパクト打感…まあ、総合的に、これかな、と感じることはありますけどね」
アマチュアゴルファーにとってのボール選び。そのための基準がいくつかある。首を傾げる三田村さんに、高橋プロは、その基準について話し出した。
「アマチュアゴルファーでオールラウンドプレーヤーだといえる人は少ないと思います。何が得意なのか。まず、それを考えてください。得意なショット、ワザをより生かせるボール。これが、ひとつの基準になります。自分のゴルフスタイルを振り返ってみてください」

「僕のゴルフスタイルは…」と三田村さん。「僕は飛距離でアドバンテージをとるタイプではないし、レギュラーオンの確率も低い。アプローチとパットでスコアを作っていくスタイルですね」
「では、そのアプローチで、最も多用するショットは?」
「僕はランニングショットが苦手で、ロブ気味に上げて止めるショットが好きです。これだと不思議に距離カンも合う。だから安心してクラブを振れるんです」
「確かに、ラウンド中に何度もそのショットを見せてもらいました。さあ、ここで問題です。上げて止めるショットを打ったときに、最もイメージがわきやすかったボールは、どれでした?」
「それならTRスピンでした。柔らかくフワリと上がる弾道でポトリと落ちて止まる。イメージどおりのショットになってくれました。クラブヘッドのスピードと、打ち出されるボールのスピードが合っているから、それも安心できるし、距離を合わせやすくもしてくれたように思います」
「だったら、迷うことないじゃないですか。TRスピンで決まりですよ」
「そうですね。このボールで得意のショットを軸に自分のゴルフを組み立てていけばいいわけですね。ところで、高橋プロは、どのボールと相性がよかったのですか?」
「ウーン、実をいうと、僕も迷ったんです(苦笑)。僕の場合は、飛距離性能、スピン性能、打感のバランスで選んでいますけど、TRスピンかTRディスタンスか、ちょっと決めかねているところです」

「スピン系かディスタンス系かで迷っていると…」
「いえ、TRスピンはもちろんですが、TRディスタンスも実はスピン系なんですよ。ただ、TRスピンは、よりスピンコントロール性を高めたボールで、TRディスタンスは、ヘッドスピードの速いゴルファーが最適スピンで飛ばせるという特性がある。もちろん、アイアンショットでは、しっかりとスピンがかかり、芝生に噛み付いてくれます」
「だったら、TRディスタンスでいいんじゃないですか?」
「問題は、トーナメント仕立てで固くしたグリーンの場合にどうか、ということです。コンパウンドを高めたグリーンを想定すると、やっぱりTRスピンかな…」
というわけで、二人は期せずして同じボールを選択する結果となった。
では、プレミアム レッド、ディスタンス スペックは?
それは、次回の編集部員たちのレポートで詳しくお伝えする。



