

男子と女子とシニアの3ツアーの対抗戦として今年で4回目を迎えた「日立3ツアーズ選手権」が、12月12日から2日間、千葉県のキングフィールズGCで開催され、JGTOチームの代表選手として出場したチームPRGRの矢野東、谷原秀人選手が勝利に大貢献。JGTOチーム2連覇を達成した。
今季最強ツアーの名をかけて争われるこの対抗戦は、男子と女子とシニアの3ツアーの選抜メンバー5人でチームを結成し、2日間36ホールを9ホールずつに分け、計4ステージでポイントを争奪。各ステージそれぞれ異なる競技方法が採用され、順位による獲得ポイントのトータルで最強ツアーを決する。
今季ツアーで賞金ランキング2位の矢野選手、同4位の谷原選手がJGTOチームの選抜選手として出場。「ツアー競技25試合が終わり、3ツアーズはファンサービスに徹します」と大会前にそう話していたのは矢野選手だった。だが、いざ試合が始まると普段の個人競技とは異なり、チーム戦という団体競技に「楽しければそれでいいと思っていましたが、引き分けたり、負けたり、悔しい思いをするたびに、どんどん勝ちたくなって来た」という。

一方、谷原選手もいつもは感情をそれほど表さないが、ツアー代表という意識が働いてか、バーディーを奪うたびに握り締めた拳を突き上げる。「ガッツポーズは一緒に回っている選手に迷惑をかけるようで気がひける。でも、団体戦となると話は別。チームためにポイントを絶対稼がなければという思いがガッツポーズになって表れてしまいます」と谷原選手。この大会では、ドライバーとアイアンをGN502に変えて出場。「ドライバーは飛距離が出て、方向性が一段高まったし、アイアンはイメージどおりのショットが打てる」と大絶賛。パターもプロギアで臨み、バーディーを量産してチームに貢献した。
3ステージ目を終えた時点で、チームは3位。最終ステージのシングル4戦でひとつも負けられない状況となった。1番手で出場した矢野選手は、最終ホールでバーディーを決め、1.5ポイントを獲得。2番手で出場した谷原選手も最終ホールで同じくバーディーを奪って2.5ポイントを稼いだ。この勢いに乗って3、4番手のJGTOチームの選手が3ポイントずつを獲得して奇跡の大逆転で優勝。大会2連覇を決めたのだった。

「ゴルフをやっていて本当に良かった。来年もこの大会に出場できるようにツアーで好成績を収めたいし、そのためにもトレーニングをしっかりやって行きたい」と矢野選手。「チーム優勝に貢献できて本当に良かったです。来季ツアーに向けて新クラブの好感触を得られたのも大きい。このオフは例年以上に自分を追い込み、最高の一年になるように頑張ります」と谷原選手は闘志を燃やしていた。
ツアー競技ではなかったが、「26試合」目でもチームPRGRの選手が活躍したのは、来季ツアーへの大きな布石になるに違いない。


