自分に「ぴったり」のパターってどういうものだろう? そう思った時は自分自身で、感覚的に「しっくり」来るパターを探してみてください。
「ぴったり」と「しっくり」。似たような言葉でいて、微妙にニュアンスが異なるところが日本語の奥行き、美しさだと思います。
「しっくり」を辞書で引くと「物事が程よく組み合って、よく調和がとれているさまを表わす言葉」とありました。何かひとつが秀でていればいいわけではなく、すべての要素が調和することで「しっくり」とくる。これこそまさに多くのゴルファーがパターに求めている究極のパフォーマンスではないでしょうか。
完全に、ではなく「程よく」組み合ってというところも実に感覚的で奥深いところだと思います。まさにゴルファーの数だけ正解があると言われる、パターに相応しい表現のように感じます。
パターやウェッジのように、最大飛距離ではなく、距離をコントロールすることが求められるゴルフクラブには、感覚的な要素を満たすことがとても重要になってきます。
「このパター、なんだか構えやすい」
「打球音が好き」
「転がるスピードがイメージ通りで心地いい」
「しっかり狙ったラインに乗ってくれる」
「弱いと思ったら、ちゃんと弱い」
「強いと思ったら、やっぱりオーバーした」
そんなパターだからこそ「ぴったり」の距離感・タッチも、狙って出せる可能性があるのではないでしょうか?
PRGR DESIGN PUTTERは、プレーヤーによって異なる見た目からくる安心感、振り心地、打感、打音、スピード、方向性など、あらゆる要素の「調和」を程よく図ることで、これまでにない一貫性あるパッティング結果に導いていきます。
今回ばかりは、弱いと思った時にもうひと伸びあって、結果的に「ぴったり」になった!という、都合の良い性能は追いかけていません。なぜなら、その予想外のもうひと転がりは、オーバーパットした時にも発揮されてしまう可能性が高いからです。弱いと思ったら弱い、強いと思ったら強い、だからこそぴったりと思ったらぴったりになる。それが目指すべき、「スコアアップに貢献するパターのパフォーマンス」だと捉えています。
最初の選択肢は「BC-33」(ブレード型)と「MS-63」(マレット型)の2モデルになります。今回、PRGRパターでは初めての提案となりますが、溝の深さと幾何学パターンで異なる打音と打感を生み出すミルドフェースデザイン「SOLID」と「MILD」をヘッドタイプ毎に用意しています。このまったく新しいパターシリーズを手に取り、実際にボールを転がして、あなたの感覚に「しっくり」くるモデルをお選びください。
プレーヤーの「しっくり」をデザインする、PRGR DESIGN PUTTER。その第一章が始まりました。