打感・打音。数値化できないフィーリングの世界に明確な選択肢を提案するPRGR DESIGN PUTTERの挑戦。構えやすく、イメージ通りの距離感、タッチを生み出すパターに巡り合うためには、もうひとつ「欠かせない要素」があります。
それが「自分を知ること」です。
パットに形なしとは昔から言われることですが、それは逆に言えば「自分自身の形を大切にする」ということ。自分のスタイル(形)を知り、それを活かすことで一貫性あるストローク、つまり「しっくり」来るパッティングが持続的に可能になるのです。
PRGRでは2025年からパッティングとウェッジゲームの分析とパターフィッティングを行う「サイエンスフィット・ショートゲーム解析コース」を、PRGR銀座EX店にて開始いたしました。ここではライブ機能を搭載した最新の測定器を使って、ショートゲームにおけるフェースの挙動を精度高く可視化。ゴルファーそれぞれがどのようなストロークの傾向にあるのかをわかりやすく説明しています。
「サイエンスフィット・ショートゲーム解析コース」では、特殊な反射マーカーボールの付いたPRGR DESIGN PUTTERを使用し、アドレスからバックスイング、切り返しからインパクト、そしてフォローに至るパッティングストローク中に、フェースがどの程度開閉しているのか、インパクト時にどれだけの精度でスクエアインパクトできているのか、またロフトを何度で構え、何度でインパクトしているのかをリアルな数字として捉えることができます。
マンツーマンで対応するPRGR認定インストラクターは、安定性・一貫性を高めるための技術的なアドバイスを行うとともに、よりスムーズなボールの転がりを生み出すパターのスペック(ロフト・ライ・長さ・グリップの種類・サイトラインのカラー)についても提案を行います。綿密なフィッティングを行い、ゴルファーそれぞれに必要なカスタムチューンを施してお渡しする。それがPRGR DESIGN PUTTERの目指す、理想的なパター販売の在り方であり、パッティングスキル向上のための近道になるものだと考えています。
今、パター開発の世界はトルクフリー(ゼロトルク)、大慣性モーメント、オートマチックなどのワードに象徴される、言わば安定性を高めるためのデザインで溢れています。もちろん、PRGRの開発チームも日夜、物理的・科学的アプローチを行い寛容性の高いパターの研究を重ねています。
しかし、あくまでもゴルフをするのは人間です。パターが構え方、振り方を決めるようなトレンドのデザインをすべてのゴルファーが受け入れられるものではありません。我々ができることは、パター主導のデザインも含めて、明確な違いを持った選択肢を用意すること。最後はゴルファー自身の感覚で「しっくり」来るものを選んでいただきたいのです。
「しっくりはデザインできる」。PRGR DESIGN PUTTERの今後の展開にぜひご期待ください。