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実施要項/結果

第3回 予選大会

2017年8月21日(月)レイクウッドゴルフクラブ(西コース)

結果速報

プロ/研修生部門は大田和桂介選手が予選大会4勝目!
アマチュアシングルス部門は高校1年生がプロに負けない好スコアで勝利!
アマチュアダブルス部門はまたも男女ペアが優勝を飾る!

PRGR RS CUP 2017年の第3回予選大会が8月21日(月)に開催されました。舞台は神奈川県の名門・レイクウッドゴルフクラブ(西コース)。ウォーターハザードを巧みに配したデザインで有名なテッド・ロビンソン設計による戦略的なコースです。
シングルス競技では49名のプロ/研修生と、41名のアマチュアが参加。そしてダブルス競技は28組のアマチュアペアが参加。くもりで微風という絶好のコンディションの中、好スコアが続出しました。
プロ/研修生部門では大田和桂介選手が7バーディ、1ボギーの6アンダー「66」で勝利。大田和選手は一昨年1勝、昨年2勝をあげておりRS CUP予選大会で通算4勝目となります。アマチュアシングルス部門では、5バーディ、4ボギー、1ダブルボギーの1オーバー「73」でホールアウトした高校1年生の加治屋龍之介選手が勝利。ダブルスでは榎本貴之選手、柳澤鈴加選手のペアが10アンダーという見事なスコアで優勝。これで今年の3回の予選大会は、すべて男女ペアの勝利となりました。

プロ/研修生部門

レギュラーツアーで実績を残している選手が多数出場!
今季チャレンジツアーで活躍中の大田和桂介選手が貫禄のRS CUP予選4勝目!!

今年、すべての予選会に出場している
レギュラーツアー1勝の福永和宏プロ

3年目となったRS CUPは、プロゴルファーの中でも重要な大会になってきているようで、毎回出場される選手が少なくありません。レギュラーツアー1勝の実績を誇るベテランの福永和宏プロもその一人で、今年の予選大会はすべて参加。「この大会は戦略的でコンディションが素晴らしいコースで実施されるので、本当に良い大会だと思います。若いプロも多いので刺激になりますね。あと2年でシニア入りするのですが、それまでにRS CUPで鍛えておきたいと思っています」と語ってくれました。


遠藤彰プロ(左)は、伊藤誠道プロとラウンド。
2人ともレギュラーツアーにも出場する選手だ

今季、RS CUP出場常連プロが、レギュラーツアーでも活躍しています。その一人は、日本のメジャー・日本ゴルフツアー選手権で初日トップに立った遠藤彰プロ。「今季は左手首を痛めてしまい、調整しながらの戦いになっていますが、8月上旬の太平洋オープンゴルフ選手権で優勝するなど、調子は悪くありません。この優勝で秋のレギュラーツアーの出場権を獲得したので、また活躍したいですね。この大会はコースやコンディションも素晴らしいだけでなく、月曜日の開催が多いのでスケジュールを合わせやすいところも非常にありがたいです」と遠藤プロ。この日は前半の6番ホールでまさかのダブルスコア「8」を出してしまいますが、それ以外のホールでは7バーディ、1ボギーと好調なゴルフを披露。2アンダー「70」の8位で競技を終えました。

試合の方は前半の9ホールを終えて大田和桂介選手が3アンダーで単独トップに。後半も3つスコアを伸ばし、他のプロの追い上げをかわして逃げ切り優勝。優勝賞金40万円を手にしました。

トータル OUT IN
1位 大田和 桂介 66 33 33
2位 勝又 崇之 67 32 35
3位 杉山 知靖 68 34 34

※スコアがタイの場合は18番からのカウントバックにより順位を確定

大田和 桂介 選手コメント

初めてのコースだったのですが、前半でショート2つにロング2つのバーディをとるなど、自分のリズムをしっかりとつくれたことが良かったと思っています。長い間技術面だけでなくメンタル面も指導していただいている木村元博プロという僕の師匠に、自分を信じて試合でやり切ることと、第三者の目で今の状態を冷静に分析することなどをアドバイスされていますが、今日は師匠から言われていることをある程度実践できました。先ほど電話で早速、今日の報告をしました。
昨年はRS CUPで自信をつけさせていただいてチャレンジツアーで戦える自分を見出せました。現在、チャレンジツアーの賞金ランキングで13位なのですが、探り探りでプレーをしてしまっていてもっと攻める気持を持たなくてはと思っていた中で、今日は攻める気持ちを持ちながらプレーできました。この優勝をきっかけに残りのチャレンジツアーやレギュラーツアーでも自信を持ってゴルフをしていきたいと思います。RS CUPは戦略的な素晴らしいコースで実施してくれるので、攻める気持を持たせてくれる試合。僕にとっては本当に素晴らしい舞台だと思っています。

アマチュアシングルス部門

プロとのラウンドに魅了され、ほぼ毎回出場する方も!
優勝は後半のバックナインをアンダーパーでプレーした加治屋龍之介選手!!

ロゴマーク入りボールを手にするマーク金井選手。
11回の予選大会のうち10回出場

2015年にスタートしたRS CUP。本大会で予選大会は11回目となりますが、そのうち10回出場している選手がいます。ゴルフ雑誌などでもお馴染みのグラブアナリストであるマーク金井選手です。「私自身もMMT9(マーク・マイクロ・トーナメント9Holes Championship)というプロとアマが競技で交流できる大会を行っていますが、RS CUPも素晴らしいですね。毎回、プロの様々な技術を勉強させていただいています。この大会は何度でも出たくなる大会です」。10回の出場を記念して主催者から、マーク金井選手のロゴマーク入りボールが贈呈されました。


レーシングドライバーの谷口信輝選手。
RS CUP2度目の出場で、見事決勝大会の出場権をゲット

「レースとレースの合間の気持の切り替えの意味も含めて、ゴルフは月に4〜5回は行っています」と語ってくれたのはレーシングドライバーの谷口信輝選手。「ゴルフはメンタルも鍛えられるとこも良いですね。基本的には自分との戦いですけど、一緒にラウンドする方々のプレーが微妙に影響を与えます。例えば同伴者がOBを出すと、自分までいやな気持になったり。そんな時にいかに影響されずにプレーできるか、ゴルフではメンタルが鍛えられるのでレースにも良い影響を与えてくれています」とのことでした。2回目の出場となった谷口選手ですが、今回は「75」の5位でフィニッシュ。見事決勝大会への出場権を獲得しました。

試合の方は前半の9ホールを終えた時点で上位陣は混戦模様。後半、多くの選手が調子を崩す中で、スコアを伸ばした高校1年生の加治屋龍之介選手が、1オーバーの「73」で2位に2打差をつけて優勝を果たしました。

トータル OUT IN
1位 加治屋 龍之介 73 38 35
2位 菅原 慎一 75 40 35
3位 小川 陽一 75 37 38
4位 小野寺 清貴 76 37 39
5位 谷口 信輝 78 39 39
6位 杉山 倫久 78 38 40
7位 原 宏彰 79 39 40
8位 辰井 賢二 79 38 41
9位 伊藤 繁治 80 38 42
10位 池上 典成 80 37 43

加治屋 龍之介 選手コメント

プロが出る競技に出場するのは2度目です。初めての経験だった今年の山梨オープンでは、緊張して大タタキをしてしまったのですが、今日は落ち着いて良いプレーができました。
プロとラウンドはとても勉強になりました。大事なパーパットは必ず入れてきたり、バンカーなどからもしっかりと寄せてくるのはさすがだと思いました。また、コースが初めてということもありドライバーを3回しか打たなかったのですが、プロのプレーをみていてもっと自分も攻めのゴルフをしなくてはいけないと感じました。自信を持ってドライバーが打てる精神的な強さも身につけてきたいと思います。
ゴルフは3歳くらいからやっていたのですが、ゴルフだけでなく、サッカー、野球、陸上などもやっていて、本格的にゴルフを始めたのは中学3年生からです。将来の夢は、プロゴルファーです。

アマチュアダブルス部門

ゴルフだけでなく、ファッションでも“気合”をいれる参加者が続出。
優勝はまたしても男女ペア!今回も夢の10アンダーが飛び出す!!

ご夫婦でダブルスを楽しんでいた
野田吉宏選手、野田真喜子選手のペア

和気あいあいとした雰囲気のダブルス。回を追うごとにペアルックで出場されるチームが増えてきています。「夫婦で一緒に10年くらいゴルフを楽しんでいます。ダブルスには3年くらい前から参加するようになりました」と語ってくださったのは、カラフルなポロシャルがお似合いの野田吉宏選手、野田真喜子選手のペアです。「自分ではなかなか取れないバーディも狙えるのも良いですね」と奥様。競技ながら、ご夫婦で本当に楽しそうにラウンドされていました。


阿部恭邦選手、鈴木丈二選手のペアは、
オレンジで揃えて出場

鮮やかなオレンジで揃えていたのは、阿部恭邦選手、鈴木丈二選手のペア。お話を聞くと阿部さんは大学のゴルフ部出身で、鈴木さんはシングルハンデとのこと。シングル部門でも十分に活躍できそうなお二人ですが、何故ダブルスを選んだかを聞いたところ、「やっぱり良いスコアが出るところですね。それから黙々と行うシングル競技と違って、パートナーと攻め方や対処方法など相談しながらプレーできるのも楽しいですよ」と語ってくれました。

さて、競技の方は今回も10アンダー「62」というビッグスコアが飛び出しました。しかも、第1回、第2回に続いて、強豪男子ペアを退け、男女のペアが勝利しました。

トータル OUT IN
1位 榎本 貴之 柳澤 鈴加 62 32 30
2位 若山 秀太郎 山本 泰平 65 32 33
3位 水石 琢哉 原口 拓己 66 35 31
4位 佐藤 雅彦 早河 清吾 67 34 33
5位 鹿又 芳典 栗原 一郎 67 34 33

榎本 貴之 選手、柳澤 鈴加 選手コメント

今日はたまたま2人のゴルフがばっちり噛み合いました。どちらかがミスしても、必ずもう一人がフォローできていましたね。10アンダーはダブルスのベストスコアです。
平均スコアはお互い70台後半くらいで、学生の頃から競技ゴルフには出場していましたが、今年から2人でダブルスの試合にも出るようになりました。ダブルスで良いスコアを出すコツは、失敗しても笑って楽しくやることだと思います。あまりストイックにやっていると、失敗した時に相手がフォローするという良いチームワークが作れなくなってしまうと思います。

イベント

今回も競技終了後にプロギアの試打会が実施されました。
今回は先日発表されたNEWエッグの試打や9月に発売される三菱ケミカル「Diamana RF」、藤倉ゴム「スピーダーEVOLUTION Ⅳ」が試打できるとあって多くの参加者で試打会場が賑わいました。

年別 実施要項/結果

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