HOME  >   >   >   > プロギアがビジネスマンゴルファー最高峰の大会に参加「全日本実業団対抗ゴルフ選手権」に初出場

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10月17日(日)、千葉県の鳳琳カントリー倶楽部で開催された第22回全日本実業団対抗ゴルフ選手権大会にプロギアが出場。“来年の同大会出場権獲得(10位以内)”を目標に、4人の選手が熱い戦いを繰り広げた。

6位入賞で2011年の出場権獲得。

スタート前の練習は応援団とリラックスした雰囲気

全日本実業団対抗ゴルフ選手権(以下、実業団対抗)は、アマチュアゴルフの発展と普及促進、企業の交流・親睦を目的として1989年にスタート。学生選手の活躍が目立つ最近のアマチュアゴルフ界にあって、ビジネスマンのための競技として注目されている。今年の決勝大会には、予選を勝ち抜いた28社と昨年の大会でシード権を獲得した10社の計38社が出場。プロギアは出場資格の年齢制限(出場者4名の中に50歳以上の選手を含む)をクリアしたことで初エントリー。9月の予選を突破しての決勝進出となった。

「大会の雰囲気をみんなに味わってほしい」と実業団対抗出場を提案したプロギア森社長

「実業団対抗はゴルフを愛し、仕事を大切にするアスリートが集まる大会。その独特の雰囲気をみんなに味わって欲しかった」と話すのは、大会出場を提案したプロギアの森昌弘社長。森さん自身、この大会には過去に横浜ゴムの選手として出場しており、「こういう大会を経験することで、選手だけでなく、彼らをバックアップするスタッフの間にも強い絆が生まれます」と話す。

プレー終了後、社長の森さんと握手する屋代選手。大任を果たして、ほっとした様子です

今回試合に出場するのは、横田正夫、李振豪、水谷友彦、屋代亮の4選手。「彼らには『ベスト3を狙え』と言っています。初出場ですから、本当は来年のシード権が得られる10位以内なら合格ですけどね」と森さん。「競技は4名中、上位3名の合計スコアで順位が決定します。水谷、屋代の両選手がいつも通りの安定したプレーをし、爆発力のある横田、李のどちらかがそれに絡んでくると面白い展開になると思います」。

試合が終盤に差し掛かると、スコアボードの前は選手やギャラリーで大賑わい

また、マネージャーとして選手を支えた小泉眞秀さんは「4人はいずれも実力派。ただし団体戦となると、個人戦にはないプレッシャーを感じたりもします。でも何が起こるか分からないのがゴルフです。昨日のミーティングでは、『たとえ大叩きしても、あきらめないで最後までがんばろう』とみんなで決めました」と話してくれた。

試合後、取材を受ける李選手はプロギア韓国支店のスタッフ

スタートホールのティグラウンドでは緊張の面持ちの4人だったが、ティショットで快音を響かせると、リラックスした表情でコースへと飛び出していった。4人のスコアは、横田選手の77を筆頭に、屋代選手の78、水谷選手79。そして李選手は88。上位3名の合計スコア234は38チーム中で第6位。プロギア・チームは初出場にして、当初の目標である来年のシード権を獲得した。

プレー終了後は応援団と一緒に記念撮影。前列左から、李選手、屋代選手、森社長、横田選手、水谷選手

試合後のパーティで、チームベストスコアの横田選手が「最初の4ホールの4オーバーで開き直った。目標の最低ライン(シード権獲得)をクリアできて安心」と笑顔で話せば、屋代選手は「異業種の方々との真剣勝負が新鮮でとても楽しめた」とコメント。また水谷選手は「会社のみんなの期待に応えられてうれしい」、李選手は「緊張感あるプレーを楽しめた。いい思い出になります」とそれぞれの思いを吐露。しかし4人の選手の誰もが口にしたのが、来年のリベンジ。「このチームには1ランク上を狙えるポテンシャルがある。来年が楽しみです」(水谷選手)。

※当ページ内の情報は2010.10.21執筆時点のものです。